大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査について
大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡を挿入し大腸の内側を観察します。
また、大腸がんになる前のポリープはその場で切除することができ、大腸がんの予防・早期治療に効果的です。
❋ ポリープ形態によって、あるいは多数見られる場合などは、他院紹介をする場合がございます。
胃カメラ検査でわかる主な疾患
- 大腸ポリープ
- 大腸がん
- 潰瘍性大腸炎
- 直腸潰瘍
- 大腸脂肪腫
- 大腸メラノーシス など
検査をおすすめする症状
- 腹痛が続く
- お腹にしこりがある
- よくお腹が張る
- 急な体重減少
- 血便や下血がある
- 下痢と便秘を繰り返す
- 便が細くなった
- 排便の回数が増えてきた
- 残便感
- 便潜血検査で陽性
- 貧血 など
当院の大腸内視鏡検査
ハイビジョン対応の内視鏡を導入しました
当院では2018年1月発売のオリンパス社製ハイビジョン画質対応経鼻内視鏡カメラを導入しています。
ハイビジョン内視鏡は従来よりも画像が鮮明になったことで診断精度の向上につながり、早期の病気発見・治療に役立っています。
女性医師の大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査はおしりから内視鏡を挿入するため、恥ずかしさから検査に抵抗を感じる女性は少なくありません。
当院では女性医師が検査を行いますので、女性の方でも余計なストレスなく検査を受けることができます。安心してご相談ください。
日帰りで大腸ポリープの切除が可能
大腸内視鏡検査の際に大腸ポリープが発見されることがあります。 大腸がんの多くは放置された大腸ポリープから発生しており、大腸ポリープをその場で内視鏡によって切除することで将来の大腸がんを予防します。
眠っているような状態で検査を受けられます
当院では楽に検査を受けられるよう、鎮静剤を使った検査を行っております。
鎮静剤の投与により苦痛や不快感はほどんどなく、ウトウトと眠っているような状態のまま検査が終わります。
大腸がんは病状についての見通しが良く、早期発見・早期治療がしやすい病気です。 一方、早期段階での自覚症状はほとんどなく、女性では乳がんに次いで2番目に多いがんですので、積極的に検査をうけていただくことをおすすめします。
大腸内視鏡検査の流れ
- 1説明とご予約
- 基本的には、一度外来を受診していただき、診察をしてから大腸内視鏡検査を行います。
❋ 医師が必要と判断した場合は予約なしでも、大腸内視鏡検査を行うことがあります。 - 2検査前日
- 夕食は早めに摂り、夜21時以降は水以外の飲食は避けましょう。
早めの就寝を心がけましょう。 - 3検査当日
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水以外の飲食、薬の服用はしないでくだい。
朝からご自宅で下剤を数回に分けて服用し、腸をきれいにしてください。 - 4検査
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- 検査前の準備
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- 便が透明になったことを確認します。
- 検査前に鎮静剤を入れていきます。
- いよいよ検査を始めます
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- 左を下にして横向きになります。
- 内視鏡を挿入します。検査は20分程度で終了します。
- 必要があれば、細胞を採取して病理検査(顕微鏡検査)に出します。
- 診察室で検査の写真を見ていただきながら、結果の説明をいたします。
検査終了後の注意点
- 検査後はしばらく休憩していただきます。
- 検査当日の食事は刺激物を避け、消化の良いものをお取りください
- 当日はお風呂はシャワー程度にし、車やバイク・自転車の運転、激しい運動はやめましょう。
- 組織の検査を行った場合は、結果説明は、約1〜2週間後になります。
- 気分や体調がすぐれない時は、すぐに医師に伝えましょう。
大腸内視鏡検査の費用
3割負担 | 1割負担 | |
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大腸内視鏡検査のみ | 約7,000円前後 | 約2,500円前後 |
ポリープ切除 | 約20,000円前後 ※自己負担となります |
約7,000円前後 |